銚子市民 学びの場
「公正」の2文字残る歴史のある図書館
現在の銚子市公正図書館と平成13年に廃止となった銚子市公正市民館は、市立の図書館と公民館でありながら開設時に「公正」と冠されました。この命名は、設立された財団法人公正會に由来します。
図書館利用カードを作ります(銚子市在住・在勤・在学の方)。「図書館利用申込書」に記入し、本人・住所を確認できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証など)をそえて、カウンターまでお申込みください。その場でカードを作成しますので、すぐにご利用できます。
※詳しい銚子市公正図書館のご利用方法は、ホームページをご覧ください。
ホームページ | 銚子市公正図書館 |
財団法人公正會は、銚子町の濱口儀兵衛商店(現ヤマサ醤油株式会社)店主、濱口儀兵衛氏が、社会に対する報恩のため、私財30万円を当じて、近隣町村の有力者の協力のもと、社会教育事業経営を目的として、大正14年に設立されました。
その本部・拠点施設が公正會舘でした。同館は、近隣はもとより千葉県下にも類例のない文化の殿堂で、以後四半世紀にわたる活発な事業活動に多大な事績を挙げました。しかし、太平洋戦争後に解散した公正會は、全施設を市に寄贈し、銚子市は、昭和24年9月、これらを社会教育施設である銚子市公正市民館及び銚子市公正図書館として開設しました。その後、公正図書館は、昭和58年5月に市民館浦に館名を変えずに新築開館し、公正市民館な新設の市民センターに活動機能を譲り平成13年11月に中央地区コミュニティーセンターと改称しました。これにより、「公正」の2文字は銚子市公正図書館の館間名に残るのみです。
〒288-0056 千葉県銚子市新生町2-1-5
電話・FAX:0479-25-3069
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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平成31年4月2日に供用開始した複合的機能を持った施設